お役立ちコラム COLUMN

中小企業の法律サポーターTOP > お役立ちコラム > 百貨店とある会社の倒産

百貨店とある会社の倒産2014年02月01日

某メーカーは、百貨店に販売拠点を多く持ち、知名度を上げてきましたが、今般、倒産してしまいました。何があったのでしょうか。

 

百貨店での売り上げは、商品が売れるまではメーカー側所有で、売れた時点ではじめて百貨店が仕入れて売り上げが立つ「消化仕入方式」、あらかじめ百貨店が仕入れてくれる「販売委託方式」があります。

 

当たり前ですが、前者の場合は、売り上げは現実に消費者に売れるまでは立たないのですから、在庫の負担はメーカーが負うことになります。他方、販売委託もどのみち返品されてしまうと、在庫リスクはメーカー負担となってしまいます。

 

すなわち、百貨店での売り上げというのは、なかなか負担が重いもので、百貨店での売り上げが落ちてしまうと、特に消化仕入方式の場合は、メーカー側に厳しいともいえます。

もちろん、後者もメーカーが在庫リスクを負担することと変わらないので、百貨店への出店というのは、メーカー視点では条件が厳しいものがあるといえそうです。

laquo;

お役立ちコラム TOPへ

このページの先頭へ

名古屋の企業法務・労務問題・顧問業務に全力投球
名古屋駅ヒラソル法律事務所による企業応援サイト

〒450-0002 名古屋市中村区名駅5丁目6-18伊原ビル4F

052-756-3955

Webからのお問い合わせ

「お電話で中小企業の法律サポーターを見ました」とお伝えいただくと、初回相談が30分間無料となります。

  • 遺産分割サポーター
  • 離婚サポーター
  • ハッピーリタイアサポーター

名古屋駅ヒラソル法律事務所では中小企業の法律サポーターとして、豊富な専門知識と問題解決のため戦略を持った弁護士が、各種企業法務の支援にあたります。愛知県名古屋市周辺での企業法務、労務問題、債権回収、契約書チェック、法律顧問のことならお気軽にご相談くださいませ。