損益計算書のキモ①

損益計算書で真っ先に目が行くのは、営業利益ではないでしょうか。

 

営業利益は、売上高から売上原価・販売費・一般管理費を控除したものです。

 

販売費・・・営業マンの人件費・宣伝広告費

一般管理費・・・家賃・経理担当者の人件費(間接費というと分かりやすい。)

 

営業利益は、本業の活動によってどれだけ儲けているかを表します。

 

ポイントとして営業利益には借入金の支払利息など財務活動から生じる費用は入りません。

 

ですから、純粋に真水としての会社の実力が分かります。営業利益が赤字の場合は、当然経常利益も赤字になるわけで事業存続も危ぶまれるといえるでしょう。

 

売上が少なくても費用が減るわけでありません。販管費が大きすぎて営業利益を減らしているビジネスモデルの維持は難しいといえます。

 

そこで、宣伝・広告に依存した営業スタイルを改める、従業員を減らす、賃料の安い事務所へ移転する、固定資産を売却する、備品の管理の無駄をなくすといった抜本的な経営スタイルの改善が必要となります。

ページの先頭へ
menu