新聞広告や雑誌広告をするときの注意点を教えてください。

独占禁止法による規制:

独占禁止法では、顧客を誘引する不当な行為として「欺瞞的顧客誘因」「不当な利益による顧客誘因」を禁止しています。

例えば、当サイトでも取り組んでおりますフランチャイズ。加盟店募集をするに際して、十分な情報の開示を行わず、虚偽・誇大な情報の開示を行い、実際よりも著しく優良又は有利であると誤認させ,競争者の顧客を自己と取引するように不当に誘引するような場合があります。違反行為は損害賠償等の対象となります。

 

景表法による規制:

景表法では、「表示」を規制の対象としています。したがって、「優良誤認表示」「有利誤認表示」が禁止されています。

なお、名誉毀損ともからんで「比較広告」が問題にされることがあります。自社の製品がライバルよりも優れているということをアピールすることは禁止されているわけではありませんが,限度があります。

抽象的ですが、社会通念上相当を越える限度での比較広告というのは景表法に違反する可能性があるものと考えます。

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