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朝日新聞社説をみて2016年07月04日

朝日新聞7月4日付は、31年前の熊本での殺人事件を取り上げて、犯行後に燃やした布きれが、検察官が隠匿していたことから、証拠は公共の財産であると論を紡いている。

 

検察官は独任制の官庁であるから、検察官批判は当然、当該人物の公権力の行使のありかたを批判することと同じである。

 

また、裁判官の多くも独任制の官庁である。

 

朝日新聞は、検察官につき「検察が起訴した4日後に、自宅近くで問題の布きれは見つかっている。自白との食い違いに気が付かないとしたら怠慢のそしりは免れない」と指摘した。

 

そして、当該検察官につき「もし不都合な事実に目をつぶろうという思惑がはたらいたとしたら犯罪的行為というほかない」とまで断じている。

 

これは誹謗中傷であろうか。

 

まさに公正な論評であり、そこから証拠について意識改善や制度改善へと論を紡いている。公正論評を誹謗中傷と返したら「引き続き議論を深め、一致点を見出す必要」も満たすことはできないだろう。まさに公権力行使公務員は襟もとをただす必要がある。

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