MAEHARA Devil His Hearts

この人の政治的センスのなさにはあきれるばかりだ。

 

前原誠司氏ほど馬鹿な政治家はみたことがない。

 

今の前原氏はThe Devilだ。日本の健全なリベラル勢力を死滅に追いやろうとする気が狂ったクーデターとしかいいようがない。そもそもアメリカですらコンサバとリベラルが対立軸となっているのに、小池氏は憲法破棄を訴えた経歴のあるハイパー右翼だ。保守対ハイパー右翼が軸となる争いでは、弱い人や基本的人権のための仕組み作りはおざなりになることは明らかだ。まさに、The Devil finds work for idle hands to do=小人閑居して不善をなすだろう。

 

民進党は、設立の経緯はどうであれ連合が支持母体である以上「労働者」の党だ。経営者よりも労働者の方が圧倒的に多い世の中で、前原氏の行動は、「貧すれば鈍する」「小人閑居して不善をなす」の典型だ。経営者としても、前原氏はダメなトップの典型としてああはならないように気を付けないといけない。

 

いったい前原氏は、希望の党で主導的地位もとれず、自分のすべてを悪魔にささげて、都合の良いところだけをもぎとられるということだ。これは健全かつ穏健なリベラルに対する裏切りだ。日本国民でも、希望の党の「デスノート」に搭載された野田佳彦氏、枝野幸男氏、蓮舫氏、辻元氏を排除するのに違和感を持つ者も多いだろう。たしかに辻元氏はリベラル色がかなり強いが国土交通大臣時代、副大臣として支えた元部下をあっさり切り捨てる慈悲深さのなさから人間としての足りない部分を強烈に感じる。政治というのは最終的には慈愛ではないのか。

できることはひとつだけだ。あせらずおちついてやろうよ、ということだ。そして答えはただ一つ。民進党の新しい姿をみせることだ。前原氏はもはや民進党の代表失格である。枝野氏や野田氏が臨時の代表に就くべきだろう。リコールし、枝野氏が代表に就くのが望ましい。

 

前原氏は、希望の党にいいように使われ仲間を売った最悪のリーダーだ。永田氏のメール問題で彼を自殺に追いやった張本人は何も反省していなかったようだ。

 

結果的に

・民進党の支持母体の連合を希望の党に奪われた

・民進党の議員の半数が立候補できない見通しとなった

・大阪、愛知の知事と連携したということはこの地域の民進党議員は希望の党から立候補できる見通しがなくなったということだ。

・穏健保守といいながらと憲法9条の改正に反対する「自民党」の岸田元外相よりも右翼で、自民党内の穏健保守よりも希望の党は右翼ということが次第に分かってきたということ

・民進党と希望の党が連携するメリットは第一次の「センバツ」リストをみてもほぼないことが浮き彫りになり、悪魔が民進党の選挙準備をさせないための単なる時間稼ぎをしているにすぎないこと、とほぼ分かってきたことが挙げられる。

・小池氏も民進党に合流を打診しておきながら「センバツ」をすると述べて代表代行で憲法改正に肯定的な枝野氏や保守政治家の野田氏まで排除する一方で、問題発言で議員辞職に追い込まれ落選した中山成彬氏を迎えて「デスノート」作りに関与させていると読売新聞等に報道されるなど、明らかに政治的な公平さを欠き偏りがある。やはり急ごしらえの新党ブームに乗るべきではない。結果は日々の積み重ねでしかない。民進党は参院議員が中心となって「前原氏をリセット」すべきである。

穏健なリベラルの消滅は日本にとっても、有力な対立軸を失うことを意味する。そして、アメリカでは多くの社会的仕組みを作ってきたのはオバマケアもそうであるように、リベラリズムだったということを忘れてはいけない。NPO法成立に向けて奔走したのも辻元清美氏だ。私は辻元氏は嫌いだが、それとは別にNPOや国土交通副大臣としての評価は現実的なもので評価をしている。

健全で穏健を意味するリベラリズムを失うことは社会公共にとっても不健全で、損失になることも考えて、民進党には再度の考案を促したい。

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