中小企業の法律相談 Q&A QUESTION AND ANSWER

中小企業の法律サポーターTOP > 法律相談Q&A > 著作物性の基本

著作権

著作物性の基本

 著作物というためには4つの要件が必要です。従って、意外と著作権として保護される範囲は広いとはいえません。まず①思想又は感情、②創作的であること、③表現したものであること、④文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの-ということになります。①では、単なる事実の羅列やデータそのものを除外し、②は客観的にみて個性の発揮ではない表現及び他人の作品の模倣を除外し、③アイディアのような思想・感情それ自体を除外し、④は工業製品等を除外するということになります。

 

 この点、①及び④は緩やかに要件解釈がなされています。

 

 著作物性の有無が問題となる大多数の意味においては、残された創作性及び表現がウェートを占めることになります。近時は、創作性及び表現を合体させて「創作的表現」というテクニカルタームも登場しています。

 

 創作的表現への該当性は、作品全体が著作物になる、という観点よりも、創作的表現に該当する範囲のみが保護されるという意味となります。つまりは、部分的であれ創作的表現に該当する部分は保護されるという分析的観点もあり得るということです。このような創作的表現が認められる部分と同一性を有する利用行為の有無が侵害行為の成否を判断するための基本的な枠組みとなります。

 

 また、著作物に該当しない場合でも、フリーライドするような行為については、不法行為責任を認める一連の判例があります。もっとも、著作性が否定されながら不法行為となるのですから、一部の判例は「害意」を要件とするなど成立要件を限定的にとらえるものも存在しています。

 

 

次の質問へ

法律相談Q&A TOPへ

前の質問へ

初回30分 無料相談 ご予約

Webからのお問い合わせ

  • 債権回収
  • 労務問題の解決
  • 従業員サポートの窓口
  • 納入先・元請とのトラブル
  • 商標・インターネットの中傷トラブル
  • 金融デリバティブトラブル
  • 建築・不動産関係
  • フランチャイズトラブル

業務のことから法律ニュース・時事問題まで お役立ちコラム

ACCESS

略地図

中小企業の法律サポーター

〒450-0002
名古屋市中村区名駅5丁目6-18
伊原ビル4F

052-253-8775

このページの先頭へ

名古屋の企業法務・労務問題・顧問業務に全力投球
名古屋駅ヒラソル法律事務所による企業応援サイト

〒450-0002 名古屋市中村区名駅5丁目6-18伊原ビル4F

052-756-3955

Webからのお問い合わせ

「お電話で中小企業の法律サポーターを見ました」とお伝えいただくと、初回相談が30分間無料となります。

名古屋駅ヒラソル法律事務所では中小企業の法律サポーターとして、豊富な専門知識と問題解決のため戦略を持った弁護士が、各種企業法務の支援にあたります。愛知県名古屋市周辺での企業法務、労務問題、債権回収、契約書チェック、法律顧問のことならお気軽にご相談くださいませ。