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財務諸表

損益分岐点って何ですか。

最近はアルバイト店長にも「損益分岐点」というようなことがいわれているようです。

 

損益分岐点とは、「売上=経費の総額(固定費+変動費)」となる点、つまり、費用と利益がゼロになるところをいいます。

 

つまり損益分岐点というのはマイナスではなくなるということで、儲けもゼロなのです。

 

損益分岐点売上高に売上が届いていなければ、当たり前ですが赤字ですし営業利益も出ないのですから事業存続を検討すべきところといえるかもしれません。

 

さて、損益分岐点売上高の具体的算式は、

損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率

 

です。

 

限界利益というテクニカルタームが出てきて、さらに分かりづらいと思いますが、売上高に占める変動費の割合とでも理解しておけば良いでしょう。

 

限界利益率=(売上高-変動費)÷売上高

 

限界利益は、売上が上がれば比例して経費も増えていく変動費なのですから、利益が変動費に対して一定割合を超えることはないということになります。

 

他方、固定費は一定です。

 

これだけ考えると、固定費は一定だから、分かりやすくて利益も生みやすいので変動費がないビジネスモデルの方が良いのではと考える人もいるかもしれません。

 

しかし、変動費の割合が高いビジネスというのは、安定しています。売上が減れば経費も減ります。

少ないお金でできる事業であり、その分も儲けも大きく跳ねることはありません。

 

これに対して、固定費が高いモデルは本来、ハイリスク・ハイリターンなのです。

 

莫大な投資が必要となりますが、採算ラインを超えれば、固定なのですから後は儲けとなるわけです。

 

しかし、上場会社で売上が当初より3~5パーセント減少しただけで、営業利益が大きく減殺されてしまうところがあります。

 

これは固定費割合が高いことが多いのです。固定費割合が高いまま、大きなビジネスを起こすと、ハイリスクハイリターン体質ということになることが分かります。

 

固定費を基調とするビジネスモデルであっても、採算ラインを低く抑えられるような仕組みを作っておけば安定的な収益が見込めるといえます。

 

・現実の経営では、何パーセントまででならば、売上が下がっても損益分岐点を割らないのか

・役員報酬をゼロにした場合の損益分岐点はどれくらいであるのか

 

を意識しておく必要があると考えられます。

 

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